1983-03-25 第98回国会 衆議院 文教委員会 第5号
○長谷川(正)委員 六十年度からそちらにとりかかる、それまで抑制されるということで、その細かい計画はまだできておりませんか。いま全体では八千三百六十が六千三百程度に下がる、こういう見通しだというようなお話ですが、もうちょっと精密な企画はできていませんか。
○長谷川(正)委員 六十年度からそちらにとりかかる、それまで抑制されるということで、その細かい計画はまだできておりませんか。いま全体では八千三百六十が六千三百程度に下がる、こういう見通しだというようなお話ですが、もうちょっと精密な企画はできていませんか。
○長谷川(正)委員 ぜひこの件については万全を期していただきたいと思います。 それでは次に、公立の義務教育諸学校の四十人学級という大きい方針を決めてあるわけですが、しかし、その後の財政事情で、五十五年度から十二年間で発足しましたけれども、行革関連特例法によって財政再建期間中の実施は抑制されるということになりました。当初の計画によりますと、四十人学級の実施により全国で増設を必要とする教室数は、昭和五十八年度
○長谷川(正)委員 今回議題になっております法律案に関連いたしまして、私ども社会党の方からはすでに高等学校を含む同様児童生徒急増地域の法案を提案しており、すでに本委員会でも慎重な御審議もいただき、かつ継続審議になっておるところでございます。このことに関しましては、理想を申しますと、私どもの提案したものでも非常に控え目なものでありまして、それと比較いたしまして今回出されておりますこの法案は、理想といいますか
○長谷川(正)委員 学問研究の問題について、特に国際化が非常に要請されている時代を迎えているという観点に立って本法案を提出した、こういうふうな御答弁と理解いたします。 いま湯山委員も非常に指摘されましたように、この国際化ということについては、日本の文教行政が非常に立ちおくれていたのではないかという御指摘がありました。私も全く平素そう考えておったところでありますが、議員立法という形ではありますけれども
○長谷川(正)委員 ただいま湯山委員から非常に精緻な御質疑がありまして、実は私、御質問を申し上げようと思っておったことがほとんど尽くされておるのですけれども、もう一回国民にわかりやすく大ざっぱに整理をしていただけたらと思いますので、多少重複する点があるかと思いますけれども、簡潔にお答えいただきたいと思います。 まず最初に、提案者にお聞きします。本法案を提出した最大の目的は何ですか、わかりやすく簡明
○長谷川(正)委員 概略のことはよくわかりましたが、いまの五点目の私学の参加というのが、いまの御答弁だと、ことし一校加わったということですか。 〔委員長退席、中村(喜)委員長代理着席〕
○長谷川(正)委員 ただいまの御決意をぜひ堅持していただくよう、再度御要請を申し上げます。 そこで、ただいま中西委員からも現在の文教行政の現場における状況、研修の問題あるいは研究指定校の問題等についてるる報告があり、これに関する御質問があったわけでありますが、私もこれらの問題に関連して文部行政にぜひ考えていただきたいということは多々あるのでございますけれども、一応これはひとまずおきまして、過去数年
○長谷川(正)委員 今九十六国会が今年に入って再開されまして、そして去る二月二十四日に文教委員会が開かれ、この席で大臣から所信の表明があり、予算の説明等があったわけでありますが、それ以降大臣に対し、また文部省全体に対しまして各党各委員から御質問があり、多くの点での貴重な質疑が展開されているわけでありますが、私いまだその機会を持たせていただけませんでしたので、きょうは文部大臣にお聞きすることをまず冒頭
○長谷川(正)委員 いま、この法案の趣旨を、原則としては決してこれは反対ではないのだけれども、現状、特に地方の財政の現状からにわかに賛成できかねる、巨額の費用が要ると、これに基づく教職員増の数字もお挙げになっておっしゃいましたが、その巨額というのはどのくらいの額と算定されましたか。
○長谷川(正)委員 提案者の率直な御意思よくわかりました。 そこで、文部当局は本法案に対してどうお考えですか。いままでの質問者に対してもるる何回かお答えがあったわけでありますけれども、私が冒頭申し上げたような意味で、率直に本法案についてどうお考えであるか、まとめてもう一度はっきりお述べいただきたいと思います。
○長谷川(正)委員 今朝来、中西委員の御提案に成ります幼稚園の定数に関するこの法律案の御提案があり、また鍛冶委員、山原委員、そしてただいまは佐藤委員から、それぞれこの法案を中心に現在のわが国の幼児の保育の現状等、あるいはその教育体制のあるべき姿に照らしてどうこれを見るかというような点について、生々しい現場の報告、お話等も交えながら論議が進んでまいりまして、私は文教委員を長くやっておりますが、衆議院の
○長谷川(正)委員 ただいまの御答弁で、大体、戦前、戦中、戦後のこの法制定までの様子はわかりましたが、もうひとつ正確に申しますと、この学校医について市町村が嘱託をしていったということですか。当時からもう歯科医、薬剤師についてもそういう制度がありましたか。
○長谷川(正)委員 ただいま最初の成立から三十五年、四十二年、そして五十二年ですか、この三回にわたって改正がなされた、そのごく要点だけ御答弁があったわけでありますが、ちょっとさかのぼったことをお聞きいたしますが、この法律制定前の学校の保健と体育等こういう問題に関して、戦前、戦中、戦後、三十二年に制定されるまでの学校における状況はどんなであったか。これはちょっと御質問の通告には入れてなかったのですが、
○長谷川(正)委員 ただいま議題となりました公立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、若干の質問を申し上げたいと思います。 最初にかなり細かいことを伺いますので、大臣でなく関係の局長なり担当者の御答弁で結構でございまして、特に大臣に伺うときには大臣に御質問を申し上げますので、あらかじめお含みおきをいただきたいと思います。なお、質疑をお聞
○長谷川(正)議員 お答えいたします。 鍛冶委員のおっしゃるとおりでありまして、今日、特に教育の荒廃ということが言われまして、非行少年の問題あるいは校内暴力というところまで問題が起こっておる。私も、かつて教師をした経験がございますが、その時代には想像もできなかったような事態が、今日は各所に起こっておる。それにはいろいろの社会的要因がございますけれども、何と申しましても、受験競争というもの、進学の険路
○長谷川(正)議員 全くお話のとおりでありまして、全国のどの市町村をとりましても、この義務教育諸学校、あるいは、さらにはもう準義務制と申してもいい高校の建設等に当たりまして——高校などは、もちろん都道府県のことでありますが、非常な超過負担に悩んでおることはおっしゃるとおりであります。いま、これを数字的に全国の統計を挙げてという用意はいたしておりませんけれども、まず単価がいつも実情より低い。これは最近
○長谷川(正)議員 鍛冶委員の御質問にお答えいたします。 いまあなたのおっしゃるとおり、本来は、義務教育諸学校施設費国庫負担法そのものを抜本的に改正いたしまして、全国どの地域も全く同様に施設整備の改善が進むということが理想でありまして、御趣旨は全く同感でございます。しかしながら、それ以上に東京や大阪その他人口が非常に急激にふえており、児童生徒の急増している地域の、極端な言葉をもってすれば惨状と私は
○長谷川(正)委員 先般、本委員会におきまして、田中文部大臣から所信の表明がございました。きょうはその点につきまして、当面する諸問題のうち時間の許す範囲で数点お尋ねをいたしたいと思います。 先般のお話の中で文部大臣は、第一は学校教育の改善充実について、第二は学術の振興と教育、学術、文化の国際交流の推進について、第三に社会教育、体育、スポーツ及び文化の振興について、この三点を中心にお話がございまして
○長谷川(正)議員 ただいま議題となりました法律案について、その提案理由と内容の概要を御説明申し上げます。 いま、東京、大阪等人口急増地域では、人口の社会増と自然増に押され、交通戦争、住宅不足と狭隘化、公害の多発、自然の喪失等、環境条件は著しく劣悪化しており、生活、労働、文化のあらゆる面で問題を引き起こしています。 特に、学校では児童、生徒の急激な増加に伴って、学級、学校の新増設計画が、その実勢
○長谷川正三君 私は、北山副委員長に引き続き、日本社会党を代表して、鈴木総理並びに関係大臣に対し、当面する国民生活の諸問題を中心に質問いたします。(拍手) 〔議長退席、副議長着席〕 しかし、その前提として、特にお尋ねしておかなければならないことがございます。 鈴木総理、あなたは去る三日、この議場でなさった所信表明の冒頭に、さきの衆参同時選挙において安定多数を得たのは、自由と民主主義を守り
○長谷川(正)委員 そうしますと、もういまから二十五年前、四分の一世紀前ということになります。その当時、あそこに研究所ができるということについて住民の非常な心配、反対があったことは御承知でしょうか。
○長谷川(正)委員 文部大臣はこの核放射能の研究等につきまして管理体制の不備を率直に認められ、今後万全を期すという御方針のようでありますが、ぜひそれを言葉だけに終わらせずに今後の具体的施策、それこそ来年度予算をも踏まえてひとつ画期的な御方針を出していただくようにまず冒頭お願いをいたしておきます。 そこで、田無の問題に入るわけですが、あの田無の東京大学の核研究所が設立されたのはいつでございますか。
○長谷川(正)委員 私は、東京都下田無市にあります東京大学の原子核研究所でごく最近起きました汚染の事件に関連いたしまして、非常に緊急な事態でもありますので、冒頭その点について御質問を申し上げたいと思います。 御承知のように、広島、長崎の被爆の経験、その後長くこの放射能汚染により健康をむしばまれている国民の多くがいまだに非常に悩んでいるわけでありますし、さらに例のビキニの灰をかぶった事件、こういうようなことを
○長谷川(正)分科員 では、基地以外に、これに準ずる施設といいますか、そういう施設が全国に幾つあって、これを提供している自治体は幾つありますか。軍事基地でない、国の使用している、準ずるものと言っていいですか。
○長谷川(正)分科員 一番先に、大臣にごく基本的なことをお尋ねしたいのですが、全国の自治体は、都道府県に始まって小さな村まで、それぞれの形態別に幾つあるのか、これをお聞きします。大臣でなくとも関係者でいいですが、一番原則的なおさらいで恐縮ですが、私も不勉強なので、こういう機会にひとつ明らかにしていただきたいと思います。
○長谷川(正)分科員 その後小さい改正等あるいはなされたかと思いますが、小委員会等を設置して大々的に検討をして大改正を加えたと思いますが、それはいつですか。
○長谷川(正)分科員 谷垣文部大臣御苦労さまです。 私、昭和三十八年の秋の総選挙で初めて衆議院に当選させていただきまして、最初から大部分の期間を文教委員を務めさせていただいております。 当時文化財保護の問題が全国に起こっておりまして、開発の進捗によって各地で文化財破壊の危機に瀕する事態が起こっております。私の地元の国分寺市でも、武蔵国分寺の史跡指定になっているところに、すでに法律の規制を越えて住宅
○長谷川(正)分科員 いまの基準、二つの要件がありますね。人口の増と児童生徒増、それは両方を具備したということですか。そのどちらかですか。
○長谷川(正)分科員 限られた時間でございますので、私きょうは、文部大臣及び関係政府委員、さらに大蔵省、外務省の関係の方に対し、できれば三つの問題について御質問申し上げたいと思います。 その第一は、義務教育諸学校の用地提供に対する課税緩和の措置がとれないものかという問題であります。 第二の問題は、御承知のように、心身障害児の義務教育制実施に当たって、いろいろ関係当局は御苦心をして準備されてきたと
○長谷川(正)分科員 ちょっと、私の記憶が誤っていれば正していただきたいのですが、いま御答弁がありましたように、最初はパーセンテージで言うと一〇%以上、そして人数は五百人、こういうことで、そのどちらかに該当すれば児童生徒急増の市町村とする、たしかこういうことであったと思うのですが、現在はその両方、いまおっしゃった一五%と三百人、三百人の点は確かに緩和されておるわけですが、両方を具備しないと当てはめられない
○長谷川(正)分科員 五十三年度の予算に関連し、特に文部省所管問題について、分科会の短い時間でございますが、御質問申し上げたいと思います。 私、自分の住んでおります地元の三鷹市を初め近くの自治体各所を幾つか回りまして、特に文教関係の予算に関連する問題で調べてまいりました。たくさんの問題がありまして、ここでそれを全部扱うことはとうていできませんので、残余はまた文教委員会の方でたださせていただきますが
○長谷川(正)委員 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案に対する修正案について、その内容及び提案理由の御説明を申し上げます。 まず第一は、第十九条の五第二項の改正規定を削除することであります。これは、人確法に基づく教員第三次給与改善を実施せず、さきに文部省が省令化した学校の主任制度を受けての主任に対する手当支給を行わせないためであります
○長谷川正三君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案に対して、わが党の見解を明らかにしながら、反対の討論を行います。(拍手) 近年、自民党政府の外交、防衛政策が、ますます平和憲法の理念を無視し、軍事力の増強、拡大を目指していることは、厳しく批判されなければなりません。ポストベトナム、そして在韓米地上軍の撤退というアジア情勢を踏まえて
○長谷川(正)委員 長官の明快な御答弁をいただいたと思いますが、実は私、かつて小学校の教師の経験がございます。先般、十月三十日に朝霞で自衛隊の観閲式と申すのですか、ございましたのがテレビ等で報道されて、いわゆる陸海空の自衛隊の様相の一部が放映されておりました。私はそれを見ながら、自分が小学校の教壇に立っていたときのことを思い出し、子供があれを見ておって、あれは軍隊でないのか、あれは戦力でないのでしょうかと
○長谷川(正)委員 ただいまの防衛庁長官の御答弁で、政府はただいまの件についてはまだ白紙であるということが明確になりましたので、一応これについては了承いたします。 この機会に、私は、わが国の防衛問題と自衛隊のあり方について基本的にお尋ねをしたいと思います。 実は私、内閣委員になりまして、この内閣委員会の使命を考えましたところ、各省設置法や公務員給与問題とあわせて、防衛問題について全面的に扱う委員会
○長谷川(正)委員 私は、先般来、本委員会において今回の防衛二法の御提案をめぐっての質疑をずっと伺っていながら、非常に重要な問題が一つ伏在していると思いますので、その点についてお尋ねしたいと思います。 防衛庁は、現在行っている来年度予算に対する概算要求の中で、主要装備の一つとしてF15の導入を考えているようでございますが、このF15の装備をめぐりまして、公明党の鈴切委員の御質問に始まりまして、各党
○長谷川(正)委員 これは大変初歩的な質問で恐縮なんですが、私は大変大事なことでないか。私、内閣委員会に初めて参りましたので、わりあいそういう新鮮な受け取り方をしたと思うのです。このことは、やはりこの際もう一回問題にする必要がある。そうでないと、たとえば予算の説明の際に各党を回られたり、あるいは文教関係の方に予算の説明をするときに、こういうのが含まれていて将来婦人会館というのを設立する方向で進んでおりますというような
○長谷川(正)委員 わかりました。いずれもそういう形で、物を設置するときに予算にまず示すということで、調査費等から始まって準備を進められるのですが、本来的にこういう問題は内閣委員会なり文教委員会で十分討議して、その方針が確認されて、その上で進むのが私は正しい政治の進め方ではないか。きわめて一国民的な立場に立ってもそういうふうに考えますが、いかがでしょうか。文部大臣から……。
○長谷川(正)委員 ただいま議題となりました文部省設置法の一部を改正する法律案に関連いたしまして、この際、文部大臣、文化庁長官その他政府委員に御質問申し上げたいのですが、あらかじめ、私きょうは三十分しかいただいておりませんで、残余のものは後にさらに質問を続行させていただくことを御了承いただきたいと思います。 そこで、早速本題に入りますが、今回の文部省設置法につきまして中身を見ますと、国立婦人教育会館
○長谷川(正)委員 大事な御質疑、私もその続きをやりたいような気がしますが、きょうはちょっとテーマを変えまして、いま依然として人口急増あるいは児童生徒急増を抱えて非常に苦労している大都市周辺都市の問題につきまして、文部省初め、これは自治省、大蔵省にも関連ございますので、関係機関の一層の御努力をお願いするためにこれから若干質問を申し上げたいと思います。 まず人口急増の問題は、すでにここ十年来の大きな
○長谷川(正)委員 ただいまの中村委員の質問に関連しまして、木島委員からちょっと質問があるというので、私の質問時間を若干割いてちょっとそれをお許しいただきたいと思います。
○長谷川(正)委員 ただいまの質問に対してのお答えはわかりました。今後はこれでいくというような確定的な制度全体の方針になっているとはまだ言えない、こういうふうに受け取ってよろしいですか。
○長谷川(正)委員 ただいまの御答弁に関してなお伺いたいこともございますが、後ほど触れることにして、次に進ましていただきます。 今回の年金額の引き上げ方法は、これまでの一律増額方式を改めまして、公務員の給与改善のいわゆる上薄下厚といいますか、そういう傾向を反映させたものと言われているわけですけれども、今後も今回のような増額方式を用いられる、そういうふうに考えてよろしいかどうか、念のため伺っておきます
○長谷川(正)委員 わが国の教育の上で、私立学校の占めている位置はまことに大きいものがあると思います。ことに幼児教育、高校、大学等の教育につきましては、国の法律に基づいてきわめて大きな社会的機能を果たしていると思います。こういう中で私学の振興助成の問題が近年非常に高まり、昨年の第五十五通常国会では、各党が一斉に私学の振興助成に関する法案を用意するというような機運にまで高まりまして、その中で自民党の提案